お知らせ(オンラインDocsコース)
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以下は2023年までの通信教育の概要です。
学費は変動します。
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エレン・クレイマー校長のメッセージ
私たちはやみくもにレメディを使うのではなく、専門家として適材適所でホメオパシーを使えるように『ケース分析方法』を教えます。
オンラインDocsコースのお申込み資格
- 治療家(カイロプラクター、整体師など)
- 医療系有資格者(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、鍼灸師、柔道整復師など)
- 高卒レベルの英語力を有すること。(※日本語サポートをご希望の場合は英会話力は不要)
※アロマセラピストや個人的な講座修了者に与えられるセラピスト資格ではDocsコースは受講できません。
学費のご案内
受講期間
約1年~1年半
学費
5,000ポンド(約70万円)一括払い ※2023年度
(分割払い:5,500ポンド)
お支払いは英国ポンド払いです。(1ポンド140円換算)※外国為替換算はこちら
学費に含まれるもの
- 英語のテキスト(ダウンロード)
- 各課題の提出後のマンツーマン指導(オンラインで12回)
- CPHの講義(英語)の録音(一部録画)(ダウンロード)
- CPHの非公開SNSグループ(WhatsApp)への参加
別途費用
- 専門書の書籍代(各人で購入):約30,000円(R.Murphyのマテリアメディカおよびレパートリー、Ellen Kramerのメソッドブックは必須。他は必要に応じて)
- スーパーバイズ代:卒業のための3つのケーステイキング(症例実習)の指導料です。各スーパーバイザーにより費用は異なります。
英国CPHの通信教育について
- 英国CPHは、現代に最も適したホメオパシーを学べる通信教育を提供しています。
- 1990年のCPH創立当初から「学生クリニック」が設立され、30年以上にわたり対面でのホメオパシー相談を通じて実践的なトレーニングが行われています。
- ZOOMオンラインミーティング(英語)が月に1〜2回行われ、学生が提示する3〜4つの実際のホメオパシー相談(症例)について、現役のホメオパスが具体的なアドバイスを提供しています。
ここには世界中から学生や卒業生が毎回参加しています。 - CPHの非公開SNSグループで、チャットディスカッション(英語)は活発に行われています。
- これらの機会は、日本人学生にも無料で提供されています。
他では学べない!慢性症状のケース分析とレメディ選択のための「C-E-O」アプローチ
この通信教育は、「慢性症状を扱えるホメオパス」になるためのコースです。
慢性症状の根本的な解決には、症状だけでなく原因となる要因や生活環境など、様々な情報が必要になります。
ホメオパスはこれらの情報をもとに、より効果的なホメオパシー療法を提供する専門家です。
以下にCPHでしか学べない「慢性症状についての考え方」をご紹介します。
ケース分析と考え方
某慢性症状についてホメオパシーのレメディを選ぶためには、まず「ケース分析」が必要です。
そのために、コースではいくつもの実際のケースを通じて、以下の3つの考え方(C-E-O)を論理的に学んでいきます。
- 慢性症状の原因は何か?(原因=Cause)
- 原因によって現れた症状は何か?(結果=Effect)
- 治癒の障害になっているものは何か?(治癒を妨げるもの=Obstacle to cure)
ケース分析ができたら、次は「どこから、どのように対応するか」を決めます。
これにはCPH独自に分類された「メソッド」で方針を立てます。
そして最終的に、その慢性症状に適した複数のレメディを選びます。
(※現代の慢性症状では複数のレメディが必要なケースが多いです)
これは当たり前じゃないか、と思われたかもしれません。
しかし、しっかりとこの考え方に基づいて教えているホメオパシー学校は、CPH以外にはありません。
過去と現代の考え方の違い
では、なぜここまでしっかり考えないとレメディを選べないのでしょうか?
数十年前までは、病気の原因は比較的単純でした。そのため、レメディについての知識があれば「魔法の一粒!」と呼べるような適切なものを選ぶことができました。
しかし現代の病気では、病気の原因と思われるような精神的なものに加えて、環境汚染や偏った生活習慣、ストレスフルな社会環境、多数の薬の服用による影響など、様々な要因が複雑に絡み合っています。
それにより昔のように、たった一つのレメディで対応することが難しくなってしまったのです。
例を挙げて説明します。
たとえば、大切な人を亡くした後に「慢性の高血圧」になったとします。
この場合、喪失感というショック(原因=Cause)が身体に影響して高血圧が引き起こされた可能性があります。
高血圧は症状のひとつ(結果=Effect)であり、原因ではありません。
過去にはこのような場合には、単にショックに働きかけるためのレメディのみが用いられることが一般的でした。
しかし現代においては、多くの人々が既に血圧の薬を長期間服用していることが一般的です。
加えて高コレステロールの治療のために薬が処方されていることもあります。
そのような場合、原因に対処するレメディを用いても、現在服用している薬の影響が強いので何も変化が生じない可能性が高くなります。
つまり「薬」が治癒を妨げることがある(治癒を妨げるもの=Obstacle to cure)と考える必要があるのです。
薬(の害)を排出(デトックス)するためのレメディも併用することを考慮することが大事になります。
こうした考え方を学ぶことが、このコースの目的です。
実際のケースにおいては状況はさまざまです。知識は実際の経験を通じて学ぶとより実践的なものになります。そのため現役ホメオパスのアドバイスを受けながら、コース中にご自身でケーススタディ(症例実習)を実践していただきます。
治療家・医療系有資格者向け(オンラインDocsコース)はこんな方におすすめ!
慢性症状を扱うホメオパシーを専門的に短期間で学んで、ホメオパスの資格を得たい。
通学ではなく、自宅や職場でオンラインで学びたい。
実践的に使えるホメオパシーを学びたい。
現代のさまざまな心身の問題の原因を考えて対応するために、ホメオパシーをどのように使うのかを学びたい。
自分の治療やセラピーにホメオパシーも加えて使いたい。
注:ご家庭での日常的な急性症状のみ対処する「ホームホメオパス」を養成するコースではありません。
治療家・医療系有資格者向け(オンラインDocsコース)が選ばれる5つの理由
- 英国専門校認定のホメオパス資格を、約1年で取得可能
- 自分のペースで自主学習できるので、多忙なかたに最適
- 他校と比較して学費が安い。分割払いも可能
- 日本人のホメオパスによるマンツーマンの指導(オンライン)
※ 高卒以上の英語の読み書きの能力は必須です。
※ スマホでご覧の方へ:コースでは iPad以上の大きさの画面、またはパソコンでの受講が必須です。
※英国CPHのコースは、英国BACから「ホメオパシーの通信教育を行う唯一の専門校」の認定を受けています。
「ホメオパス」になった方たちの声
松永成仁さん(鍼灸師)イギリス在住:
日本人でホメオパスになりたいのなら、このコースは一押しです!
東洋医学の施術師として仕事をしていましたが、体の不調で苦しんでいる人の助けにもっとなりたいと常に望んでいました。
そして、まったく違ったアプローチで大きな効果をあげてきた、ホメオパシーという施術方法があることを知りました。
自分の鍼灸師としての経歴が役立つこと、海外在住でも日本語でオンラインコースが受けられること、英国での開業資格が得られることを知りすぐに申し込みました。
最後まで責任を持って指導してもらえたので、日本人でホメオパスになりたいのならこのコースは一押しです!
自分で自分の健康を守っていくという心がけは、これからの時代、ますます必要となってきています。
ホメオパシーがそのためのさらなる支えとして発展していけるよう、これからも学び続けていきたいです。
月岡しのぶさん(薬剤師)大阪府:
世界で用いられるメソッドが自分のペースで学べます。
薬以外の選択肢を探していました。
受講前は英語のテキストで、きちんと理解ができるのか?読むだけで大丈夫なのか?という不安がありましたが、疑問点は日本語のサポートでちゃんと解消できました。(注:月岡さんは英語のテキストのみで受講されました)
このコースでは日本独自の内容ではなく、世界で用いられるメソッドが自分のペースで学べます。
特に学びになったのはメンタルの問題が及ぼす影響の大きさ、そして問題の解決の正解は1つではないということです。
通信教育は自分のペースで勉強できる分、孤独だしつい先延ばしにしがちではありました。
でも定期的にオンラインで他のかたとの交流もあったことが励みになりました。
野崎夕子さん(鍼灸師)アメリカ在住:
日本語で学べるプラクティカルホメオパシーのコース。
オンライン検索でこの、日本語で学べるプラクティカルホメオパシーのコースを見つけました。
でも、ちゃんとした学校なのか?しっかり責任をもって教えてくれるだろうか?深い内容を教えてくれるのだろうか?オンラインの授業ではなく与えられたモジュール(課目)を自分で勉強して1ヶ月に一度のチュートリアルだけで身になるのだろうか?といろいろ疑問がありました。
すぐに質問のメールをしたあと、実際に教えてもらえる人を知りたかったこともあり、オンラインでお話をしました。
一度お話をしただけですが、わかりやすくてすっかり疑問がなくなってすぐ受講を決めました。
直接問い合わせることができて本当によかったです。
コースで学んだのは、クライアントの状態をどのように考えていくかの方法、物質ではないエネルギーの深さ、大切さです。
そして卒業後は何を勉強していかなければいけないか、という方向性を得ました。
アメリカの鍼灸の学校の先生は厳しかったのですが、このコースでは優しいチューターで本当によかった!
緒形良子さん(薬剤師)北海道:
このような充実した学習内容のホメオパシー講座というのは、
他にはまずないと思います。
症状を抑えるのではなく根本の原因にリーチする医療はないのだろうか?とずっと考えていました。
ネット検索でコースを見つけて、こんなのがあるのだと思って飛びつき(?)ました。
他の方との交流があるそうだし、日本語で質問できて添削も日本語で受けられるので、自分の英語力でもなんとかなるだろうと思いました。
中医学や漢方薬などさまざまなものを学びましたが、中にはかなりの高額のものもありました。
でもこの通信教育のような充実した学習内容で、チューターの先生とも親しくお話出来て、フォローも確実でありつつ、学費も躊躇なく支払えるホメオパシー講座というのは、他にはまずないと思います。世界のどこにいても均一な高レベルの勉強ができます。
コースのスタートから卒業までの主な流れ
STEP 1
英国CPHのサイトで資料を請求。お申込みは資料の説明をご覧ください。
STEP 2
オンラインDocsコースの受講をスタート! テキストをダウンロードして自主学習。
STEP 3
月1回、課題を提出。その後にオンラインでマンツーマン指導。※合計12回あり。
STEP 4
最終段階:監督を受けながら各自でケーステイキング(症例実習)を行なってください。
※ホメオパス資格を得るには、3つのケースが必要です(1ケースにつき最低4回の相談を行うこと)。
STEP 5
卒業ケース、および必要な提出物を提出すると卒業です!
英国CPHから「ホメオパス認定資格証(Licentiate)」が郵送されます。
よくある質問 Q&A
上記以外のご質問は以下から可能です↓
元チューターからのメッセージ
”ホメオパシー療法と現代医療の共存 … 見えない世界が注目される今日”
私が英国の専門校で学んでから、すでに20年以上が経ちました。
以前は普通の薬剤師として病院や薬局で働いていましたが、40代になろうとした頃、漢方薬を服用している患者さんの中になぜか思うように改善しない人がいました。漢方相談ではいろいろな質問をしてその人に合わせて調合するはずなのに、なぜこの患者さんは良くならないのか?と思ったのが、ホメオパスになるきっかけとなりました。
ホメオパシー療法は、約200年前にドイツで始まり世界中に広まっている、心と体を総体的にみる「ホリスティック医学」の一つです。オーストラリアには、現代医療と共にホメオパシーを含めたホリスティック医学を実践する病院もあります。
ホメオパシーは「現代医療と共存し、足りない部分を補うもの」として認識されています。また、ホメオパシーは、東洋医学(漢方・鍼灸)、インド医学(アーユルベーダ)などと考え方が共通するところがあります。
実は、大昔には現代のような物質的な薬の他に、ホメオパシーのような「エネルギーメディスン」も使われていたそうです。当時は「目に見える世界と見えない世界のバランスがとれていた」と思われます。しかし、いつしか人は目に見えるものしか信じなくなってしまいました。目に見えるものは「科学的」に認められるが、目に見えないものは「非科学的」とされ、なかなか認められないのです。
しかし、最新の物理学の世界では、これまで目に見えなかったことが科学者によって次々と証明されてきています。再び目に見えない世界が注目され始めているということであり、ホメオパシーの働きも「科学的」に証明されるときが、どうやら近づいてきているようです。
薬剤師として調剤、漢方相談を約20年間経験。ある患者様の漢方相談の際に「薬での治療では治らない心のケアの重要性」を実感し、薬に頼らず心も健康に導く方法を探して、ホメオパシーと出会う。
資格を習得するため42歳で渡英を決意。
2003年、ホメオパス資格を取得し、ロンドンでホメオパシー相談の自宅サロンを開業。
2006年からは、英国ホメオパシー専門校で学ぶ日本人学生の指導を始める。
2008年に帰国後、翻訳書「子どものためのホメオパシー」を出版する。
2023年末まで、英国ホメオパシー専門学校CPHの通信教育コースで学ぶ日本人学生のチューター、スーパーバイザー。
現在は現役ホメオパスは引退し、やさしく使えるホメオパシーや他の補完療法、ホリスティック療法についての情報発信を行なっている。
webサイト「トントン・ほめ・ぶでセルフケア」